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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第3章 枕営業禁止令

『マジだって!あんな早いの珍しいって!』
『てか、風俗嬢がそれ言っちゃまずいっしょ!』

男性トイレの外で会話をしていた男性らの声が
徐々に近付き内容が明確になってきた。

私も横島も自然と黙る。

男性らは用を足しながら会話を続ける。

『いいんだよ。俺、常連だから』
『それにしたって、あの横島主任がねぇ』

横島の話?

当の横島は気まずそうに俯いた。

『バカ!名前出すなよ!』
『わりーわりー。みこすり主任な』

横島の顔が尋常ではないほど赤くなる。

『そんなもたねーよ。くわえた瞬間に
ドピュッだって』
『俺だったら恥ずかしくて風俗行けねーな』

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