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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第5章 友人の恋人に枕営業

「可愛いなんて……冗談でしょ?」
「本当に思っていましたよ。だから朋美から
藤咲さんの話を聞いた時は驚きました」
「運命感じちゃいました?」

信号機が赤になり車は停車した。

「からかわないでくださいよ」

朋美は後部座席ですやすやと眠っている。

「からかってなんていません」

吉岡を見つめると膝に置かれた手をそっと握る。

「運命なんて信じるわけ……」

吉岡は私を見つめ返す。

私は目を閉じる。

そして……

唇が重なった。

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