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愛したカノジョは指名手配

第11章 桜庭彩佳①

「素敵な身体ですね。男性経験は?」
「一人の相手と数回……」

稲葉正敏。

お金を奪われ処女を捧げた。

悔しいやら情けないやらで涙が出てきた。

「20歳ということなので一晩5万円といった
ところですね」
「それは……どういう……」

そう口にしながらも予想はつく。

「スナックのママというのは仮の姿であり
娼婦として働き借金を返済して頂きます」



━━━━━こうして私はスナックのママと
娼婦という二足のわらじを履くことになった。

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