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愛したカノジョは指名手配

第12章 初めての共同生活

「大丈夫。彩ちゃんは何も心配することないよ」

ベッドの脇で淳平が私の手を握る。

「彩ちゃんが眠るまでこうしてるから」
「ありがとう」

私は眠りにつく振りをする。

そうでもしなければ淳平はいつまでも私の手を
握っている。

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