テキストサイズ

愛したカノジョは指名手配

第12章 初めての共同生活

店内の撮影を終えると私と淳平の
ツーショットを撮る。

「お姉さんは椅子に座って頂いて弟さんは
お姉さんの背後に立って肩に手を乗せましょうか」

カメラマンの注文通りのポーズをとる。

「はーい。笑って笑って」

カメラのレンズに向かって満面の笑み。

「彩ちゃん……完全に俺の姉ちゃんだね」

淳平が私の耳元で囁いた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ