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愛したカノジョは指名手配

第14章 佐伯翔太②

「何て呼ぼうか?」
「アヤカって呼んでほしい……でも……」

周囲に本名を知られたくないのだろう。

「アヤって呼ぶよ」

『アヤ』と『彩』

自分で提案しておきながら少し後悔した。

スナックのママの『アヤ』
俺の愛する『彩』

「やっぱり……二人きりの時は『アヤカ』って
呼んでもいいかな?」

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