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愛したカノジョは指名手配

第16章 初めて恋人と毎日を過ごす日々

淳平と愛し合うようになってからというもの
深夜にうなされることは無くなった。

熟睡までするようになっていた。

全ては淳平のおかげ。

淳平を愛したい。

淳平だけを愛したい。

翔太さんは妹さんを殺害した私のことなんて
思い出したくもないだろう。

私を憎んでいるだろう。

「彩……寝ようか」
「ぅん」

今夜も淳平の腕の中で翔太さんの夢を見る。

昔あったな……こんな歌が。

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