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愛したカノジョは指名手配

第23章 桜庭彩佳④

水割りのセットをカウンターテーブルに用意する。

「俺はロックにして」
「ぅん」

翔のロックと私の水割りを作る。

「アヤカ……目を閉じて」

目を閉じると少しの間が空きカウンター越しに
唇が重なった。

「翔……」
「乾杯の前にアヤカとキスしたかった」
「隣……座ってもいい?」

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