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愛したカノジョは指名手配

第3章 初めてのデート

不満なんかじゃない。

これ以上を望んでしまってはバチが当たる。

私が住むアパートの前に到着した。

「今日は御馳走様でした」

早く帰って今日のことを頭の中で整理したい。

「いえいえ。楽しかったよ」

こんな私と居て楽しいはずがない。

私はほとんど喋っていない。

少しくらいお酒を口にすればよかったと後悔した。

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