テキストサイズ

愛したカノジョは指名手配

第28章 桜庭淳平⑥

「編集長の石坂今日子です。座って。
今コーヒーを用意するから」

石坂編集長は名刺を差し出し俺は受け取ると
ソファーに腰掛けた。

「インスタントで申し訳ないけど」
「いえ……御気遣いありがとうございます」

石坂編集長は俺の正面に座ると思いきや……
俺の隣に寄り添うように座った。

「淳平くんは何を知りたいのかなぁ?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ