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愛したカノジョは指名手配

第28章 桜庭淳平⑥

初対面の俺を『淳平くん』と呼び
声のトーンが1オクターブ高くなった。

「あ……あの……姉ちゃんに……桜庭彩佳宛で
タウン誌が発送されているかどうか……」
「なぁんだ……そんなことかぁ……」

太腿を指先でいやらしくなぞられる。

「淳平くんてぇ……メッチャ今日子のタイプゥ」
「あ……ありがとう……ございます……」

親子ほど年が離れているというのに……

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