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愛したカノジョは指名手配

第4章 初めてのドライブ

「それは良かったです。私もお選びした
甲斐があります」
「今日はね、親父の誕生日に贈るネクタイを
探しに来たんだ。鈴木さんのお見立てでね」
「ありがとうございます。御父様は普段
どの様なスーツを御召しになっておられますか?」

自然に言葉が出る。

ここまでの私になれたのは全て佐伯さんの
おかげである。

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