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愛したカノジョは指名手配

第31章 桜庭淳平⑦

今日子をシャンプー台に座らせ
俺はレジカウンターに備えてある
椅子を持ってきた。

今日子は膝の上に置かれた
ノートパソコンを起動させた。

「淳平くん……確認しておくけど
電話で聞いた話は本当よね?」

今日子の顔付きは神妙な面持ちで
仕事モードに切り替わった。

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