テキストサイズ

愛したカノジョは指名手配

第32章 佐伯翔太⑦

彩は俺の妻として……
佐伯彩佳として俺と共に一生を過ごすんだ。

それでも彩が欲しいというのか。

……緊急事態だ。

彩には会わせないつもりでいたが
暫くの間彩を淳平に預けよう。
いずれほとぼりも冷めるだろう。

そして彩に淳平を説得させよう。

出過ぎた真似をしないようにと。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ