テキストサイズ

愛したカノジョは指名手配

第33章 桜庭淳平⑧

「でしょー?あぁ……でも香水の臭いだけは
取れなかったぁ。オバサン臭くてやだぁ……」

今日子は自分の身体の臭いをクンクンと嗅ぎ
その仕草が堪らなく可愛かった。

「ラブホに着いたらシャワー浴びればいいでしょ」

親近感が湧いてきて俺もついタメ口になる。

「淳平くん……一緒にお風呂入ろッ」

今日子は俺の手を取ると指を絡める。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ