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愛したカノジョは指名手配

第33章 桜庭淳平⑧

以前はこの様な今日子の行為に
いやらしさを感じたが
今の今日子は甘えているように
俺の目には映った。

「うん」

今日子が指を絡めながら俺に向き合い
目を合わせる。

「冗談ぽく言ってたけどね……本当に今日子の
カレシになってくれる?」

今日子は目を閉じる。

今日子に唇を重ねた。

これが俺の答え。

今日子に惹かれていた。

俺はそれを認めた。

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