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愛したカノジョは指名手配

第34章 佐伯翔太⑧

「そうだね。男同士の話だから。
仮にも淳平さんは俺の弟ってわけだし
力になってやりたいんだ」
「それで……どうして私が淳平に?」
「落ち込んでいる淳平さんの傍に居て慰めて
やってほしいんだ」

大好きな彩が傍に居るとなれば淳平も下手に
身動きが取れないだろう。

「でも……翔太さん……昨日は淳平のことで……」

彩を抱き寄せた。

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