無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『スナック彩』で鈴木彩が焼身自殺したとされた
当日の午前中……

私は橘龍平と町田市のビジネスホテルで
密会していた。

「好きな人が出来ました。ですから今の仕事は……」
「そうでしたか。それは良かったです。
彩佳さんにもやっと幸せが訪れるのですね。
僕も嬉しい限りです」

私を騙し既にこの世を去ってしまった稲葉正敏
以来恋心を抱いてしまった男性……

翔……本名は分からない。