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愛したカノジョは指名手配

第5章 初めてのカレシ

「お待たせ。インスタントだけどね」
「す……すみません。いただきます」

カノジョいるのかな。

聞いてみようかな。

佐伯さんが私の隣に座った。

車中よりも近い距離。

肩と肩が触れ合う。

「鈴木さん……」
「は……はい」
「付き合ってる人……いないよね?」

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