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愛したカノジョは指名手配

第39章 佐伯翔太⑨

取り敢えずスーツから部屋着に着替えようと
寝室に向かい灯りを点けた。

ベッドの布団が人一人分盛り上がっていた。

「彩?どうした?具合でも悪くなったか?」

彩だと決め付け声を掛けたが反応は無い。

「彩?寝てるのか?」

布団の上から身体を揺するが同じく反応は無い。

満を持して布団を捲った。

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