テキストサイズ

愛したカノジョは指名手配

第42章 桜庭彩佳⑥

翔の正妻は私。

翔に愛される権利があるのはこの私。

鈴木彩ではない。

「翔……私が生きていた感想は?」

私にすっかり怯え萎えきっているモノを
撫でるが反応は示さない。

「……ごめん」
「責めてるわけじゃないの。嬉しかった?」
「あ……あぁ……もちろん……」
「良かったね。殺人犯にならなくて」
「お……俺は……すい……睡眠薬を飲ませただけ……」
「そうだね。眠っている私を襲いたかっただけ
だよね。そういうプレイだったのね」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ