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愛したカノジョは指名手配

第1章 初めての合コン

「麗奈さ……ちゃん。ちょっと頭が痛くて……」

そう言い掛けるとどの男性も避けるようにして
座らなかった私の正面に
知らない男性が立っていた。

「ごめん。遅れた」

その男性は私の正面の椅子に腰を降ろした。

「翔太おせーよ」
「急な残業頼まれちゃって。断れなかった」
「では、揃ったところで乾杯といきますか」

男女10人での乾杯を終えると麗奈さんらは
持ち場に戻り先程のように盛り上がっていた。

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