テキストサイズ

愛したカノジョは指名手配

第8章 桜庭淳平①

夕方になると恒例のビラ配りを始める。

アルバイトは雇っていない。

そこまでの売上もない。

こうして飯が食えるのは両親が亡くなった時の
保険金のおかげである。

保険金は姉と折半した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ