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愛したカノジョは指名手配

第8章 桜庭淳平①

「この長さでいいかな?これで良ければ切り
揃えるけど」
「はい……」

女は肯定はしているものの不満気な様子だった。

「だったらもっとバサッと切っちゃう?
カラーとかもしちゃう?」

単なるノリで言ってみただけだった。

「じゃあ……それでお願いします」

女は本気で受け取った。

「マジで?ぜ……全部俺に任せてくれちゃって
いいかな」
「はい……よろしくお願いします」

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