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愛したカノジョは指名手配

第8章 桜庭淳平①

女の眉は太く妙な感じのへの字に曲がっていた。

最近は太い眉が流行っているそうだが
俺はそれほど太くはなく湾曲した眉を好み
思いのままの眉毛をカットした。

下地を塗るとペースが早まりアイデアも浮かぶ。

一重の目を大きく見せようと二重に見える
アイメイクをするとつけまつげを付ける。

ほんのりチークを施しリップは赤にしてみた。

鏡越しの女は変化を遂げ別人になっていた。

辛気臭い女は明るく活発的なイメージとなった。

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