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愛したカノジョは指名手配

第1章 初めての合コン

佐伯さんはこれといって格好良くは無いが
気さくで真面目な印象を受けた。

恋愛ドラマの観すぎで目が肥えてしまい
知らず知らずのうちに理想が高くなって
しまったのかもしれない。

「ビールは嫌い?」

私は苦手なビールを舐めるようにチビチビと
飲んでいた。

合コンが始まり一時間以上も経過していると
いうのにジョッキには泡が消滅した
温いビールが残っている。

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