
ホントに天使!?【完結】
第11章 危ない遊び
ドクンドクンドクン‥
心臓の音が聞こえる‥
マヤは、カケルの腕の中で大きく呼吸をしながら、自分とカケルの心臓の音が、シンクロしていくような心地よさに浸っていた
「・・マヤちゃん、降りるよ」
抱えられるように電車から降りたマヤは、駅のホームを出てから辺りを見回した
「あれ?・・・・ここは?」
初めての景色に、マヤは首を傾げながらカケルを見上げる
「ちょっと買い物をね」
「買い物、ですか?」
「電車の中で、オマンコを濡らすようなエッチな子には、お仕置きが必要って言ったでしょ?」
マヤはカッと頬を紅くさせ、怒られた子供のように俯いた
「後で、しっかりお仕置きしてあげるから・・ね?」
