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「・・・・・ねぇ、ユーキ」



「うん？」




人間界滞在、残り３日


マヤはユーキのパソコンの前で呟いた



「私・・・・悪い事しちゃったんじゃないのかな・・」


「悪い事？」



ベットに寝そべって雑誌を読んでいたユーキが、身体を起こしパソコンに向かったマヤの背中を見つめる



「複数の人と同時期にエッチな事をするのは、悪い事だって・・・」


「・・・マヤ・・」



「・・クウヤさんに言われて気づいたの。私・・クウヤさんだけじゃなく、もしかしたら、カケルさんやユーキの事も傷つけてるんじゃないか、って・・」



ユーキに背を向けたままのマヤがうなだれる



「それは、俺達みんなで話をして決めた事だろ？騙したり、嘘をついて傷つけてる訳じゃない。お前が罪悪感を持つ必要はないよ」



「・・・でも、私のせいで苦しんだり辛い思いをさせて――」


「クウヤが何を言ったか・・・知らないけど、マヤが思ってるような事じゃないよ、絶対」