ホントに天使!?【完結】
第13章 『恋』だから…
「だけど・・エッチって本当は特別な行為なんでしょう?“恋人同士”がするものって書いてあった・・・」
マヤが勉強熱心な事は知っていたけど、そんな事まで調べるようになっていた事にユーキは驚いた
「クウヤさんの事、好き」
「えっ?」
ユーキが驚いたように声をあげる
「カケルさんも好き」
「ああ・・」
「だけど・・・・・
これは『恋』じゃ・・・ない、よね?」
振り向いたマヤの視線と、ユーキの視線がぶつかる
「ユーキ・・恋の好きって・・どんな気持ち?」
無垢なマヤの純粋すぎる質問に、ユーキはドキリとする
「“普通の好き”と“恋の好き”は何が違うの?」
「それは・・・・・」
今まで、恋愛に対して真面目に向き合って来なかったユーキは言葉を失う