ホントに天使!?【完結】
第6章 禁断のリンゴ
夕飯もシャワーも終えたユーキは、パソコンに向かって大学課題の資料作りをしていた
「ユーキ!」
「なっ・・・・!」
マヤに呼ばれ、振り向いたユーキの目に飛び込んできたのは、ユーキが購入した紐レースのパンティと、お揃いのブラを笑顔で身につけたマヤだった
「どう?ユーキ」
モデルがしてみせるように、その場でくるりと回ってみせる
「すごく嬉しくて、着てみちゃった!」
「・・・・・」
そう言って無邪気に笑うマヤの顔は、間違いなく天子の笑顔…
「コレ、すごく可愛いよね!本当にありがとう、ユーキ」
「・・・・・」
一言も発せないユーキをその場に残し、マヤはスキップでもしそうな足取りでバスルームへ消えていった