ホントに天使!?【完結】
第6章 禁断のリンゴ
「sexだよ」
「セックス?」
画面の中は、男性が女性を後ろから突いているシーンに変わる
『あっ‥あっ‥あぁっ・・・もっと・・・もっと奥まできてぇ!はぁぁんっ・・いいっ・・いいぃ!』
「まあ、人間が最高に気持ちよくなれるマッサージってとこかな」
「人間が最高に気持ちよくなる・・・」
じっ・・と、真剣な顔で画面を見つめているマヤ
―――やっぱり照れる、とかはないんだな…
そうかもしれないとは思っていたが、実際にノーリアクションだったマヤに、多少つまらない思いをしながら、静止ボタンをクリックしようと手を伸ばした
「これ・・・ユーキも気持ちよくなる?」
「・・はっ?」