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暗闇の向こう側

第2章 向こう側は…

相葉side

好きな人を前にしたら俺は何もできないんだ…。
リードしてなんて言われたけど、リードしてくれてるのは大ちゃんだ…

確認しなくていいよって言ってくれるけど、大ちゃんの体のこと考えると…

智「大丈夫、俺はそんな軟じゃないよ。でも緊張はするね…、ドキドキする」
そういって俺の手を握って大ちゃんの胸に手を当てられる。ドキドキしてるのがわかる。

相「あっ、すごいね…。でも俺も…」
大ちゃんの手を俺の胸に当てさせる。

智「本当だね、すごいな…。中学生だな…」
お互いに同じだったことに笑いあってしまう…。本気で好きな人とするとこんなことになるのか…
手の震えが止まらない、それに気がついたのか大ちゃんが黙って俺の手を握ってくれる。

智「俺も同じだから…」
ベッドの上で二人で裸のまま、抱き合っているだけなのにこんなに幸せ感じたことない。サラサラの髪、俺の腕の中に納まってる…

大ちゃんが俺の顔を見てくれた、目線が合う…
どちらからとも言わず、自然に唇が触れる。柔らかい大ちゃんの唇、お互いの存在を感じるように、少し唇が開いた時に舌が触れ合う…

大ちゃんの吐息が聞こえる…
智「んん…っ…」

横向きで抱き合ったまま、段々とキスが深くなっていく、唾液が絡み合う水音が響いてくる…

大ちゃんに体に触れたくて体の位置を変えた、大ちゃんの上になる。顔を見ると吸い込まれそうな瞳で俺を見てくれる…

相「すごい綺麗…」
思わず息を飲むぐらいの色気を漂わせてる…

智「それはこっちのセリフ…、早く…」
無自覚で俺を煽ってる、再び唇を重ねて、いきなり大ちゃんの舌を絡めていく、大ちゃんの舌が俺の舌を撫でてくる…クラクラする。

智「んっ…」
ゆっくりと唇を離していくと…半開きになった口から銀色の糸が…

唇を首筋に落していく、舌で首筋を撫であげると…体を震わせて小さな吐息が漏れてる

智「あっ…」
耳に唇を触れただけで、体をビクっとさせてる。もしかして耳が弱いのか…。耳の淵を舌を這わすと声が大きくなった…

智「あああっ…うぅ…」

相「弱いんだ…もっと感じて…」
耳たぶを甘噛みすると呼吸が荒くなって甘い声になってる。さっきのキスだけで俺のモノは痛いぐらいに勃てるけど、大ちゃんも反応してるから俺のに当たってる…






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