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こんなに好き過ぎて

第2章 絶頂

「気持ちい?」


後ろから周くんが覆いかぶさってきて耳元で吐息混じりに聞いてくる。


「アンッ……それダメぇ、おかしくなっちゃう…」


「俺も変になりそぉ」



「耳っ……嫌なの、アンッ……」



「イイの?もっと舐めてやろうか」



イイなんて言っててないのにそう言われるとゾクゾクする。



周くんは耳を執拗に舐めると舌を突っ込んできた。



「アァッ……触ってぇ、もっと」



「ここ?」



後ろからクリトリスをクチュクチュと音を出してしごかれる。



「やっ……ァッ……アンッ」



「あーもぉ、ダメ。その声だけでイキそ……」



「やだっ、ちゃんと役目を果たしてよ」



「あークソ、もうどうなっても知らねぇからな」



だって、先にイクとかありえない。



周くんから挑発したくせに。



強引に仰向けにされ、上から見下ろす周くんと目が合う。


太ももに触れる手が冷たくてビクッと肩が震えた。


そして見つめられたままその指先がクリトリスへと伸びる。



「ッ……アフッ……」



「エロい顔……電車の時よりもっと……激しくイキたいんだろ?もっと欲しがれよ」


ゆるゆると触られても物足りない。



もっと……もっと欲しい。


周くんになら本音が言える。


「イかせて……お願い。周くんの……入れてぇ、早くぅ」


「大好きな彼氏のじゃなくて?俺のがいいの?」



ニヤリと笑うその顔にそそられる。



彼氏の事なんて好きじゃない……そんなの最初からわかってた。


ただ、ヤるためだけの道具。


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