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図書委員のエッチな当番日誌

第6章 初めてのクンニ

「うん。それなら良かった」

そっとあたしの頬を撫でる指先に、ドキドキしてしまう。

こんな想い、初めて。

天ヶ瀬さんとなら、これ以上の事しても…

胸を高鳴らせて天ヶ瀬さんを見つめると、

「…そんな顔したら駄目だよ」

目元を和らげてそう言われて、握った手を引かれた。

やんわりと起こされて、捲れ上がったセーラー服を直される。

…え?もう終わり…?

胸元のスカーフの位置を整える手を見ていると、天ヶ瀬さんが呟いた。

「栞としたいけどね」

え?

「今日、持ってないんだ」

キョトンと天ヶ瀬さんを見返すと、あたしの耳元に顔を寄せて

「コンドーム」

そう呟くと、チュッとリップ音を響かせる。

「ひゃんっ!!」

吐息が耳にかかり、ビクッと体をすくめてしまう。

そんなあたしに、天ヶ瀬さんはくすっと笑って…そのまま抱き締められた。

「大好きだよ。栞を大事にしたいって思ってるんだ」

天ヶ瀬さん…!

そんなにあたしを想ってくれてるなんて!!

嬉しくて、いとおしくて。

天ヶ瀬さんの背に手を伸ばし、ぎゅっと抱き返した…。


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