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マーメイドな時間

第2章 受け付けに……

 な……な……なんですってぇぇぇーーっ!!



 あの受け付け嬢は、制服を着用していた。


 膝下までのグレーのスカートからは、やはり、尾びれと呼ばれるあれが見えている。


 私の見間違えではなかった。


 彼女はやはり……人魚だった。


 裸だったのは、自分が人魚だと言うプライドがあったのだろう。


 だから、名札も……。



 いまも、胸の膨らみの先にあるフジツボが、目に焼き付いている。








 また、会いにいこうか。







 新聞記者呼んで……。










 とりあえず、終わり。


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