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マーメイドな時間

第12章 やっぱり山本茂晴美

 だが、もっと過激な展開が待ち構えていた。


 先生が、スウェットの上から僕の膨張したあそこに、手をのせた。


 それだけで、僕自身の根元から先にかけて、なにか昇ってきた。


 噴火口から噴き出すマグマか……。天高く飛んでいく龍なのか?


 先生は言った。


「まず、センター試験。頑張って……ご褒美はそれから」


 頑張った。


 今までの自分が嘘だったかのように頑張った。


 なぜだろう。


 いつもよりも、先生からの密着度がすごい。


 何度も胸が当たる。


 もう、先生の体から発せられる生臭さが、ラベンダーの香水に感じられる。


 勉強が終わった。今日は頑張れた。


 先生もいっぱい誉めてくれた。


「じゃ、香奈夫くん。また来週ね。先生は明日でもいいんだけどな。頑張って」と言って、先生は僕の膨張したあそこをポンポンと、さすって帰った。









 ドクドクと熱いぬめりを、感じた。


 これ、こんな展開なの?






 まだ、続きます。



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