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マーメイドな時間

第14章 魚屋に……

 私、お母ちゃん54歳。今でも現役でホテヘルしてる脂身のりまくりの熟女。


 そう言えば、この前、急にチェンジの要請があって、向かったら「魚女の次はババァかよっ!!」て、失礼しちゃうわ。


 ぶつぶつ文句言ってたわりには、最後までやってた。


 秒速で早かったけど。



 さ、今日は買い物。


 出張からパパ様が帰ってくるからね。


 もっといればいいのにねぇ。


 商店街の魚屋に来たわ。


 ここのお魚が、安くて新鮮なのよ。


 さて、なににしようかしらねぇ〜〜。


「よっ、らっしゃい、お母ちゃん!! 今日はどれも新鮮でお得だよ!!」


 威勢のいい魚屋のお兄さん。


 私のタイプなのよ。もう、想像するだけで、グチュグチュに……やだ、変な想像しちゃったわ、ダメよ、私はお母ちゃん。


「う〜ん、どれにしようかしらねぇ」


「今日は新しく入ったバイトが、魚の目利きをしてくれたんでぃ。なかなかいい目してんだよ、おい、教えてやんな」


 お兄さんが呼ぶと、なにやら椅子に座った……あらやだ。


 この子、上半身が裸じゃないの。若いからって、そんな弾けるような……いや、羨ましくないわよ。私も若いころは……。



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