マーメイドな時間
第15章 自動車教習所に……
私は山村梨花。23歳の会社員です。
今日はずっと欲しかった、自動車の免許を取りに教習所に来ています。
まだ仮免も取ってないので、教習所内のコースで実技の練習です。
さて、私が乗る車は、8号車……アレね。
よく見ると、もう、教官が先に乗っている。
早く行かなきゃ……。
「すいませーん、遅れました」
「はい、こんにちは」
女性の教官だ。
少しホッとした。
「はい、山村さんね。では、先にボンネット開けて、点検してくださいね」
私は点検を済ませ、前方後方の安全確認をしてから運転席に座る。
なんか、生臭いわね。
まさか、屁した?
私は「暑いので窓開けていいですか?」と、窓を開けた。
やや磯の香りになったわ。
シートベルトをはめ、ミラーを直し、椅子を調整する。
「では、エンジンかけて下さい」
いよいよだ。ドキドキしてきた。
「山村さん、今日は、ここのコースを3週走って、右折と左折の練習をしますからね」
今日はずっと欲しかった、自動車の免許を取りに教習所に来ています。
まだ仮免も取ってないので、教習所内のコースで実技の練習です。
さて、私が乗る車は、8号車……アレね。
よく見ると、もう、教官が先に乗っている。
早く行かなきゃ……。
「すいませーん、遅れました」
「はい、こんにちは」
女性の教官だ。
少しホッとした。
「はい、山村さんね。では、先にボンネット開けて、点検してくださいね」
私は点検を済ませ、前方後方の安全確認をしてから運転席に座る。
なんか、生臭いわね。
まさか、屁した?
私は「暑いので窓開けていいですか?」と、窓を開けた。
やや磯の香りになったわ。
シートベルトをはめ、ミラーを直し、椅子を調整する。
「では、エンジンかけて下さい」
いよいよだ。ドキドキしてきた。
「山村さん、今日は、ここのコースを3週走って、右折と左折の練習をしますからね」