けだもの系王子
第8章 涼、蓮、意地悪系?
声が出ちゃう。
ダメだって思うのに。
蓮の指で胸を刺激されて、体が勝手に反応してしまう。
口を押さえて喘ぎ声を洩らしているあたしの様子を、意地悪な視線でじっと見つめられる。
「エプロンってそそられるなぁ、料理は下手なのにな?」
あたしの胸を刺激しながら鍋の中に調味料を入れて味を整えている。
涼しい顔に腹が立つのに。
あたしの胸の先端を弄る指先は妙に優しくて、くりくり捏ねたり擦られたり、電流が走る快感に体が勝手に震えちゃう。
「あっ、あっ、あっ、もぅ、やめっ……」
唇が塞がれるように重ねられる。
あたしの口の中を激しく犯すようなキス。
熱い舌に翻弄されて、何も考えられなくなる。
「……お前のその目、そそられる。
やめて欲しいようには見えねぇよ?
もっとしてって言ってるように見える」
「そんなっ、ちがっ……んんっ!……っ……!」
抗議の言葉はキスで塞がれる。
こんなキスダメ……、何も考えられなくなる。
「また、ぽうっとなってる。
キス……好きだろ、由宇?」
「そんな……ことっ…んんっ…!」
また、キスをされて
熱く絡まる舌に翻弄されて
何も考えられなくなる。
エプロンの裾を捲りあげられて
ショーツの隙間から
蓮のしなやかな指が侵入する。
クチュッ
あたしのあそこの中がすでに潤っているのが分かる。
蓮の指の侵入を受け入れて
蜜がドンドン溢れる。
クチュッ、ぬちゃっ、ぐち、ぐち
「すっげぇ濡れてるけど?こんなにぐちゅぐちゅじゃあ、料理なんか出来ないだろ?ただでさえ、下手なのにな?」
耳元で囁きながら、蓮の指があたしのあそこの中で、激しく蠢いている。
「あっ…あっ…んんっ…!……だめっ……!」
「何がダメなんだ?こんなに濡らしてるのに……じゃあ、やめようか?」
蓮の指があたしのあそこから、スッと離れた。
また、キスをされて、蓮の下半身があたしの腰に押し付けられる。
堅くて熱いモノがごりごり押し付けられて、あたしのあそこがそれを求めて疼く。