けだもの系王子
第3章 隼人、無口系?
密着して抱きしめ合い、隼人くんの下半身が固くなってるのに気付く。
ズボン越しでも分かる。
ゴリっとした感触。
隼人くんの瞳が野性的に光っていた。
「キスしただけで、もっとまどかさんが欲しくなる」
言いながらまた、激しく唇を重ね舌を絡め合い、いきなりあたしのスカートの裾をめくられる。
ここは玄関先だから、あたしは手を伸ばして鍵を締めようとするんだけど。
隼人くんが素早くあたしのパンツに手をかけて、スルッと脱がして、キスをしながら、優しくお尻を撫でられる。
唇の隙間から喘ぎ声を洩らし、玄関の鍵を何とかかけて、安堵した瞬間、
ぐちゅっ、
あたしのあそこに隼人くんの指が入る。
とっくに湿っていたあそこは隼人くんの指を喜んで受け入れ、のみこんでいく。
快感で体を震わせ、喘ぎ声をあげながら、ぎゅっとしがみつく。
「ごめん、まどかさん……、すぐに入れたい……」
荒い息をつきながら、隼人くんがズボンをずらしている。
「あたしもっ、もう欲しいっ……!」
叫んだ瞬間、体を玄関先の壁に押しつけられ、片足をあげられ、隼人くんの大きなモノがグッと挿入される。
ズンッ
「あぁっ〜!」
隼人くんのモノにいっきに奥まで貫かれ、快感で体が震える。
「ごめん、まどかさん、いきなりこんなの……、でも止まらなくて……早くまどかさんの中に入りたくて……
はっ……気持ちいい……」
ズンッ、ズンッ、ズンッ……。
隼人くんのモノがあたしのあそこを出たり入ったりを繰り返す。
その角度、その動きが絶妙に気持ちいい。
的確にあたしの感じるところが分かるのか、気持ち良くって喘ぎ声が大きくなる。
「あぁっ!
もう、いきそうっ……!
そんなっ……あぁっ〜!」
あっけなく絶頂へと導かれ、自分でも戸惑う。
体に力が入り、快感で目の前がチカチカする。
「はっ……すごい、締まるっ、俺もっ……!」