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けだもの系王子

第6章 要、優等生系?







「要っ!」





手を振り駆け寄るあたしの腕をつかんで、噴水の背後にある大きな木の傍に連れて行かれる。




そのまま木の幹に体を押し付けられて、キスをする。





「要……?」





「……あいつと付き合うのか?」





キョトンとしてしまう。





「はあ?
何言ってるの?」




またキスをされる。




だんだん激しくなるキスに舌が熱く絡められる。




キスしながらも、あたしのミニスカートがめくられ、パンツに要の長い指がかかる。




「ちょっ……まさか、ここでっ?……」





昨日も一昨日も毎日しているのに……?




「……嫌か?」




耳元で甘く囁かれゾクリとする。




あたしの返事を聞かずに要の長い指があたしのあそこの中にはいっていく。




「んんっ、あっ、やっ……!」





くちゅ、くちゅ、くちゅ、





あたしのあそこの中で要の指が激しく動く。





的確にあたしの敏感な場所を刺激されて、立ってられなくなって芝生の上にしゃがみこんでしまう。





荒い呼吸を繰り返すあたしの体の上に覆い被さる。




パンツを脱がされ、ズボンをずらして、右足を持ち上げられて、ぐっと深く挿入される。




「んん〜っ!」





喘ぎ声を口を押さえて我慢する。




片足をあげて少し横向きの深い角度で、容赦なく貫かれ激しく腰を振る。




思わず要の動きに合わせて腰を振るけど。




「大好きっ……!」




気持ち良くって思わず叫ぶあたしに、要からの返事はいつもない。




お互い激しく腰を振りながらふと思う。




こういうのなんて言うんだっけ?




前に要が言っていた。




あたしと聖ちゃんのことを。





セフレって。





言っていた。





要はあたしの事なんか好きじゃない?





ただのセフレって思ってるの?






はじめてはあたしの家で酔っ払って誘ったようなものだし……。






要はあたしの事好きじゃないの?






ああ、そうか。





だからこんなにも。





寂しい……………。

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