テキストサイズ

私の心の1番綺麗なところに

第9章 サイゴ



隆太の背中を見ながら
眠くない目を閉じていた。



隆太、いつ起きるんだろう。

目が覚めたら優しく
私を抱いてくれるだろうか。



そう、期待して。



















数十分後、
隆太が目を覚ました気配がした。



あ、起きる。



わずかな期待を胸に、
眠っているフリをした。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ