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私の心の1番綺麗なところに

第10章 春の虚しさ



その人と会った瞬間、
隆太のときのような
ときめきは感じなかった。



カラオケに行って
お互いの好きなバンドの曲を歌った。




ただ、歌いたくなったから
選曲しただけだった、
失恋ソング。




サビの途中、
その歌詞のシーンに



隆太が、浮かんだ。




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