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私の心の1番綺麗なところに

第12章 あの笑顔が。



私に向いてくれないのは
百歩譲って仕方ない。
それは気持ちの問題だから。




だけど、彼女がいるのに
何をしているんだ。





どうして、私を、抱いたの…


誰でもよかったの…?






友達から聞くところ、
部屋に来た彼に
ごはんを作ってあげたり、
夜、急に電話がかかってきたと思えば
「会いに行く」と言ったり。


彼女がいる、なんて
ひとことも言わず。



その友達はすごく迷惑していた。



彼女がいると知ったのは、
彼の友達から。
たこやきパーティーをしたときに
部屋を貸してくれた人。



私の住んでいるマンションと
たまたま近くに住んでいて
大学帰りに会って話したとき。





その話を友達にすると
友達も怒って。
彼に連絡した。



彼は私にも連絡してきて
謝ってきたけれど
もう、彼に対する気持ちは
微塵もなく。
冷めた対応を取った。



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