私の心の1番綺麗なところに
第2章 冬の誘惑
結局、ふたりの地元の中間地点あたりの
それなりに人が多く観光地の場所で
会うことになった。
それでも私にとっては行ったことない場所。
まあ、もし彼が来なくても
せっかく行くんだし買い物とか遊んで帰ろう。
そんな気持ちだった。
セックスにしても、本当にするかわからないし、
やっぱり、初めて会う人に、触れられるのは、
抵抗や不安はある。
それに「セックスするために会う」っていうのが
なんだか嫌で、
「大学の先輩に話を聞く」
私はそう思うようにした。
彼にも
「セックスどうのこうのより
大学の話聞かせてください」
と言っておいた。
彼は、
「いいよ」
って言ってくれた。