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私の心の1番綺麗なところに

第2章 冬の誘惑




11:30に△駅で。
隆太はそう言った。



いよいよ、もしかして、本当に、
私は今日オトナに、なるの?



実感が湧かないまま、電車に乗る。


明音と私の大好きなバンドの曲を聴く。











そのとき聴いた曲も、景色も、
私の思い出に、残る…。











ねえ、いまでも、
あの曲を聴くたびに、
貴方の元へ向かう私を思い出して
切なくなってしまうよ。







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