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私の心の1番綺麗なところに

第15章 前に進むため





こわかったのは、




私は隆太と会ったのを最後に
あの駅には行っていなかった。



特に行く用事もなく、
大学の近くや電車に乗れば
街に出られるし。
その方面に帰る友達も
いなかったから。
















変わっているかな、あれから。






だとしたら、寂しけれど…













思い出したくないのに



思い出したい。









少しでも隆太と私が
そこに「いた」ということを
再確認したかったんだ。




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