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優貴の部屋へ戻り、
こたつに入った。




「どうだった？」


さっそく聞いてくる。




「うん、やっぱり…難しいって。
会うこととか、連絡先とか。」

「そっか。」





「ねぇ、もう嫌だ…
もう、したくないよ。
疲れたよ…」

「澪…」

「私なりに頑張ったよ。
勇気出して、警察に行って、話して。
大学の学長にも会って
もう疲れた！もう嫌…
そっとしておいて…」



最後は、目に涙が浮かんできた。










もう、だめなんだよ。


何をしても
誰がどうしようと


隆太に会えない。






その現実だけ突きつけられるために
こんなことしているの…？



なんて哀しいことなのか。