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私の心の1番綺麗なところに

第20章 離れたこころ



しんどいのにここに来たのは
少しは優貴と話さなきゃと
思ったからなのに。



アホらしい。


私はパジャマを脱ぎ、服に着替えた。




「帰るよ。」






無言の優貴。









イラッ




「ちょっとは何か言ったらどうなの⁈」





あまりの態度についに私も怒った。

そして優貴の足の裏を叩いた。



叩いたといっても
そんなに力強くしていないし
手も高くあげたわけじゃない。





パシッ




私の手が優貴の足の裏を叩いた。



久しぶりにこの部屋に音がした。




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