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私の心の1番綺麗なところに

第20章 離れたこころ





わけがわからなかったけれど



優貴が私の上にいて





私の服の襟元を掴んで
なにか言った。














聞こえなかった。






ただただ、怖かった。







優貴の顔をまともに見るのが怖くて
私は目を瞑っていた。






頭はまだこの現状の整理が
できていないけれど



私の本能が



こわい、こわい、
目を開けたらダメだ、と



いっていた。





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